2019/03/10 09:00

とんでもない勢いで伸びている

中国のベンチャーという言葉だけで、そりゃあスピーディでとてつもない額の

資金調達をしていたりする。そんなイメージがついてきました。

 

土地も広いですが、人口も爆増している中国。

急速的に成長している中国ですが、その人々の生活の中にある

サッカーはどうなってるのか気になっていて

 

中国のスーパーリーグでは、フッキやパト、ラミレス、バルサにいたマスチェラーノなど

有名どこの選手がチャイナマネーに流れ込んでいる実例は

見るに分かるものですが、気になるのはそこではなく

(テベスは揉めて帰国しちゃってましたね。。)

 

もっと草の根の部分にあるサッカーがどうなっているのか。

の部分にとても興味があります。

爆速的に成長して大きくなるサッカーのマーケットがあったとして

その草の根。例えば地域リーグとか

もっというと草サッカー。

 

これらも、ピラミッドの1つの考えたとしたら

ピラミッドの目指す頂点が中国リーグのプロ選手だとしたら

その下に位置する、地域リーグや草サッカーレベルのアマチュアは?

 

どこまで動きの波が行くのか。

を実際に見て感じたいな〜と思っています。

サイバー都市と草の根サッカー

 

なんとなくリサーチしていたら面白いものを見つけました。

スタバキラーの中国コーヒー

luckincoffee

 

中国国内にスターバックスコーヒー(以下スタバ)はおよそ3500店舗ある。

今、そのスタバを追い越さんとばかりに急成長を遂げているのが

200億円の資金を調達しているluckincoffeeだ。

2018年1月から年末まででなんと1500店舗まで出店しているという勢い。

一年時間があればスタバの半分まで迫っている恐ろしきスピード。

特徴として、商品の注文はアプリからのみ

つまりアプリを持っていないとluckinでコーヒーを買うことはできない。

電子決済は当たり前になりつつある中国だからこそのこの方法。

スタバやタリーズでは、レジに列ができて一人一人そこで注文して決済する時間がかかる。

「ポイントカードはお持ちですか?」「レシートはいりますか?」

そんなやりとりが全くいらないのがこのluckincoffeeだ。

メニューは全てスマホのアプリで見て選べばいい。そうなると店舗に凝ったPOPや

メニューの装飾などがいらなくなる。店舗に必要なのはコーヒーをカップに入れてそれを取りに来たお客さんに渡す人だけだ。

これが中国のミレニアル世代にウケている。

しかも2、3km範囲内なら配達もしてくれるのだ。冷めずに美味しいコーヒーが簡単に飲めると缶コーヒーよりも親しみたくなるのではないか。

それくらい手軽にコーヒーが注文できてしまうのだ。

https://amp.review/2018/09/25/luckin-coffe/

 

よく中国は模範、崩していうとパクリでスケールさせると言われる。

ただ、これに関してはテクノロジーと中国国民に行き渡ったキャッシュレスを活かして

スケールさせてスタバの足元を狙えるほどの勢いをつけている。

 

ちなみにもう2000店舗が目標でさらにスケールさせていくらしい。

「時は金なり」

という考えが行き着くのは、じゃらじゃらした小銭を財布でピックアップするよりも

電子決済で「ピッ」で買い物を済ませる方向だろう。

 

そういった考え方のある中国にスケールするサービスといった形で、luckincoffeeは

とても現実感のあるスタートアップなんだと感じます。

コスト面でもスタバがラテ500円に対して、luckinは380円だという。

スクリーンショット 2019-01-17 20.20.47.png

スタバは、よりオフラインでもサードプレイスとしてのブランディングに打っているようで、上海に世界2番目の大きさの店舗を出している。こちらはオフラインでお客さんをつかもうとしているのですかね。

 

時流とそれに消費者が追いついてくるかで、先を行きすぎたサービスはスケールしないまま

立ちいかなくなる可能性があります。そういった意味では、日本ではオンラインメインのフードサービスはスケールは今はまだしないのでしょうか。